本記事は一般的な情報提供のみを目的としています。
投資判断の是非を判断するために利用されるものではなく、会計・法律・税務に関するアドバイスや投資を推奨するものではありません。
本記事では、Solana Mobileが発表した二代目のスマホと、初代のスマホについて解説します。
- 本記事で分かること
- ・Solana Mobileとは?
・Solana Mobileの初代スマホ「Saga」について
・Solana Mobileの二代目スマホ「Chapter2」について
Solana Mobileとは?
Solana Mobile(@solanamobile)は、Solana(@solana)のスマホを提供する会社です。
2022年6月に初代スマホ「Saga」を発表し、2023年12月に全て完売しました。
2024年1月17日に「Chapter2」が発表され、予約注文が開始されています。
まずは、初代スマホの「Saga」について解説します。
Solana Mobileの初代スマホ「Saga」について
初代スマホ「Saga」は、2022年6月24日に発表されました。
特徴をまとめます。
- 初代スマホ「Saga」の特徴
- ・Android上に構築
・SolanaPayが利用可能(GooglePayも使用可能)
・非中央集権型のdApps(分散型アプリ)ストア
・秘密鍵の保護
・指紋で取引にサイン
価格が1,000ドル(約14万円)と高額なことから、なかなか完売に至りませんでした。
しかし、2023年12月に全て完売しています。
完売の要因は、「BONK」と呼ばれる暗号資産のエアドロップです。
Sagaを所有している人にエアドロップされた「BONK」の合計は、Sagaよりも高額でした。(2023年12月時点での価格)
実質、タダでスマホを購入できるうえに、利益まで出る状況になりました。
これにより、一気に完売しています。
※Sagaの価格は1,000ドルから599ドルに値下げされました。
BONKは、犬系のミームコインです。
12月2日と12月15日の価格を比較してみると、大きく上昇していることが分かります。約6倍です。
もともと「Saga」の購入者特典として、3000万BONKのエアドロップがありました。
BONK価格の急騰により、Sagaを購入するだけで原資回収できる状態となりました。
BONKとSagaの詳細は、以下のツイートを参考にしてください。
Solana Mobileの二代目スマホ「Chapter2」について
Solana Mobileが、2024年1月17日に「Chapter2」と呼ばれるスマホの予約を開始しました。
詳細をまとめます。
- 二代目スマホ「Chapter2」の詳細
- ・価格は450ドル(税金、送料、手数料を除く)
・1人につき1個まで
・1世帯5個まで
・2025年前半出荷予定
・日本から購入可能
なお、現在の価格は特別価格で、商品の数量にも限りがあるとのことです。
「Saga genesisトークン」が付与されるかどうかもポイントです。
このトークンは、デバイス依存のSBT(譲渡不可能なNFT)で、BONKのエアドロップはトークン保有が条件でした。
まとめ
本記事では、主にSolana Mobileの二代目スマホ「Chapter2」について解説しました。
- まとめ
- ・Solana Mobileとは?
・Solana Mobileの初代スマホ「Saga」について
・Solana Mobileの二代目スマホ「Chapter2」について
Sagaは日本で購入できなかったのに対し、Chapter2は日本で購入可能です。
X(旧Twitter)で、「Chapter2 Solana」と検索すれば、多くの投稿がでてきます。日本の方の購入も多いです。
450ドル(約65,000円)であれば、iPhoneよりも安いですね。
スマホとしての利用というよりかは、エアドロ狙い・新しいもの好きな人が購入している印象でした。
また、発表から30時間で3万件の予約が入ったようです。
期待値の高さが伺えます。
画像ソース:公式サイト、CoinMarketCap