仮想通貨(暗号資産)ssv.network(SSV)の特徴
イーサリアムは、現在のところ、実用性のある仮想通貨(暗号資産)、ブロックチェーンのリーダー的存在です。
ですので、集中的に使用されることも多く、そのネットワークに欠陥があるものとして捉えられていることも事実です。
イーサリアムでの特徴の一つのステーキングサービスでの欠点をクリアしたのが、「ssv.network(SSV)」です。
今回は、この「ssv.network(SSV)」について解説していきたいと思います。
ssv.network(SSV)のアウトライン
発行上限 | 約1100万枚 |
特徴 | イーサリアムのステーキングネットワークを提供するプラットフォーム |
発行開始 | 2021年10月 |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・ステーク |
ssv.network(SSV)は、イーサリアムの分散型ステーキングネットワークを提供しているプラットフォームで、SSVの技術によって、イーサリアムのエコシステム全体をより安全で活動的にすることが可能になっています。
イーサリアムのプルーフ・オブ・ステークでは、集中化が問題になっていて、これにより、トランザクション処理が遅く障害が発生しやすいとも言われています。
ネットワーク全体のパフォーマンスを向上させるために、システムを単一のバリデータではなくマルチノードクラスターを導入することで解決しています。
ssv.network(SSV)の特徴
ssv.network(SSV)の特徴を挙げていきます。
分散型検証者テクノロジー(DVT)の活用
検証者キーを4つ以上に分割し、複数の非信頼ノード間で分散して運用し、単一障害点を排除して耐障害性を実現しています。
これにより、各ノードはバリデータの検証承認作業において、お互いを信頼する必要がなく、パフォーマンスに影響を与えずにオフラインにすることも可能であり、信頼性の高い安全な分散型ステーキングソリューションを実現しています。
簡単な運用
検証者は簡単な契約トランザクションで参加が出来て、新たなハードウェアは不要です。
ですので、一般のステーカーからステーキングプールまで、様々なユーザーに対応しています。
ssv.network(SSV)の今後
ssv.network(SSV)の将来性について挙げておきたいと思います。
分散型ステーキングの促進
ssv.network(SSV)での分散型ステーキングの促進によって、安全なインフラを提供してステーキング分野自体が活性化する可能性があります。
提携パートナーの拡大
現在5000万ドル超えのエコシステムファンドを立ち上げて、イーサリアムのプルーフ・オブ・ステークをサポートするプロジェクトを支援しています。
そして、分散型ステーキングの普及に様々な業界が取り組んでパートナーシップをが拡大しています。
これにより、ステーキングのエコシステム全体が活性化することでしょう。