仮想通貨(暗号資産)MANTRA (OM)の特徴
ブロックチェーンは現在も多くの分野で活用されていますが、まだまだ様々な可能性を秘めています。
特にエコシステムとして見た時に、ブロックチェーンの役割は大きなモノになるものです。
ブロックチェーンとエコシステムとの関係性・関連性で注目されている仮想通貨(暗号資産)が「MANTRA (OM)」です。
今回は、この「MANTRA (OM)」について解説していきたいと思います。
MANTRA (OM)のアウトライン
発行上限 | 約9億枚 |
特徴 | 垂直統合型ブロックチェーンエコシステム |
発行開始 | 2020年8月 |
コンセンサスアルゴリズム | プルーフ・オブ・ステーク |
MANTRAは、初の垂直統合型、規制準拠のブロックチェーンエコシステムです。
以前はMANTRA DAOとしてDeFiプラットフォームとして知られていました。
現在は「OMniverse」としてリブランドされています。
「OMniverse」は、MANTRAが個人投資家と機関投資家の両方に提供する様々なサービスを構成する4つの分野(MANTRAノード、MANTRAチェーン、MANTRAファイナンス、MANTRA DAO)で構成されています。
MANTRA (OM)の特徴
MANTRA (OM)の特徴を挙げていきます。
MANTRAノード
MANTRAノードは、OMniverseの基盤となる垂直統合スタックの基盤です。
ノード運用の主な働きは、複数のブロックチェーンにわたってより多くの収益を得る機会を提供することにより、ビジネスの収益を生み出し、エコシステムとしてより大きく成長させることを目的としています。
MANTRAチェーン
MANTRAチェーンは、コスモスのエコシステム用の規制資産用プロトコルです。
コスモスの他のブロックチェーンと相互運用が可能で、開発者ツールを提供し、Web3.0アプリ・ゲームなどDEXまで、あらゆるものが構築できるようになっています。
EVMと互換性があり、コスモスとイーサリアムの両方のエコシステムのいいとこ取りも出来ます。
MANTRA DAO
MANTRA DAOは、多くのDAOのビジネスの機能の効率を向上させるDAO関連のサービスを提供しています。
その分野は人事管理から財務まで様々になり、DAOガバナンスはもちろんのこと、財務管理、ステーキング・DeFiなども含まれます。
MANTRAファイナンス
MANTRAファイナンスは、DeFiの透明性とスピードを世界にもたらすプラットフォームになることを目指しています。
これにより、各ユーザーが不必要な規制を受けること無く、資産を自由に安全に取引出来ることが可能になります。
MANTRA (OM)の今後
MANTRA (OM)の将来性について挙げておきたいと思います。
多くの企業とパートナーシップを結んでいる
プロジェクトの可視性と信頼性により、他社とのパートナーシップを積極的に行っています。
このことは、大手企業やベンチャーキャピタルからの投資も多く受けていることから期待されていることがわかります。
プライバシーの保護
OMネットワークでは、zk-SNARKsなどの技術を利用してプライバシーを保護する機能を備えています。
これにより、取引の非追跡性と匿名性を実現しており、数少ないプライバシー重視の仮想通貨(暗号資産)として注目されています。