仕事が辛いのは甘え?原因と対処法、辞めたいときの解決策

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社会人であれば、だれもが一度は「仕事が辛い、出社するのがきつい、辞めたい」と感じたことがあるでしょう。 中には「仕事が辛い」なんて 甘えなのかなと自分を責めてしまう人もいます。しかし仕事が辛いのは甘えではありません。 心身が限界に達する前に転職する・有休をとるといった対策が必要です。

ここでは仕事が辛いと悩んでいる方に、なぜ辛いと感じるのか、 よくある原因や自分を客観的に見つめる方法、辛い気持ちを解消するための対処法をお伝えします。 また、自分にとって辛くない仕事を探すコツも紹介しますので、読めばきっと辛さを解決する糸口が見つかるはずです。

仕事が辛いのは「甘え」ではない

仕事が辛いという感情は、決して甘えではありません。程度の差こそあれ、仕事をするだれもが抱える感情なのです。

例えば、厚生労働省が実施した「令和3年労働安全衛生調査(実態調査)」によると労働者全体の53.3%、正社員の約60%が、仕事に対し「強い不安やストレスとなっていると感じる事柄がある」と回答しています。

また、2019年に人材派遣会社ビズヒッツが10代~50代の働く男女1,000人を対象に行ったアンケート調査によると、全体の84.5%の人が働きたくないと思ったことがあることが判明しました。

(画像=(株)ビズヒッツ「働きたくないと思う理由は何?働く男女1,000人にアンケート調査」を元に編集部作成)

2019年に実施されたネオマーケティングによる「オフィスワーカーのストレス」に関する調査でも、全体の78.4%人が仕事にストレスを感じたことがあるとの結果が出ています。

(画像=(株)ネオマーケティング「オフィスワーカーのストレスに関する調査」を元に編集部作成)

社会人の多くは仕事に対しストレスを感じ、働きたくない、辛いと感じることがあるのです。

しかし責任感が強く向上心が高い人ほど「仕事が辛いのは甘えだ」という考え方にとらわれてしまう傾向があります。原因もわからぬまま辛いという感情を抱え働き続けると、うつなどこころのやまいになってしまうことも。「仕事が辛いと感じるのは甘え」という考えを捨てて、なぜ辛いと思うのか、原因を追究することが大事です。

仕事が辛くて辞めたいと思ったら転職を

仕事が辛いのは、今の職場環境が合わないからです。自分に合う職場を選べば生き生きとして活躍できるようになります。また、転職を決意した途端、今の仕事の辛さが半減するものです。今すぐの転職は考えていなくても、転職エージェントに登録だけしておきましょう。転職には思いのほか時間がかかります。登録してから希望の転職先の内定を獲得するまで平均では2~3ヵ月必要です。辛いという気持ちを解消するためにも、登録だけ、早めにしておきましょう。

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※筆者実証済の、スカウトなどサービスを受けるのに必要な登録に要する時間です。(経歴・スキル・自己PRの記載時間については個人差があります。)

仕事が辛いのはなぜ?よくある理由

仕事が辛いと感じる理由で多いのが、下記の7つです。

1.人間関係に悩んでいるから

職場での人間関係に悩んで仕事が辛いと感じる方は実に多いです。 厚生労働省の「令和2年雇用動向調査」によると、転職理由で1番多かったのは「職場の人間関係が好ましくなかった」22.1%(男女)という回答となりました。

男女別に見ると、男性は「定年・契約期間の満了」16.0%が最も多く、次いで「給料等収入が少なかった」9.4%となっています。一方 女性は「職場の人間関係が好ましくなかった」13.3%が最も多く、次いで「定年・契約期間の満了」12.7%となりました(※)。

特に上司が苦手だと仕事の時間は非常につらいものになるでしょう。良い上司に巡り合えばストレスになることは少ないのですが、そうでない場合には「八つ当たりされる」「執拗に説教される」「仕事を押し付けられる」といった理不尽な態度をとられるケースもあります。また、人格的に問題ない上司であっても「指示が不適切である」「指示が度々変わる」「アイデアを潰される」といったことにストレスを感じることも多いようです。

参照:4 転職入職者の状況 (1)年齢階級別転職入職率
※男性、女性ともに「その他の理由(出向等を含む)」を除いています。

2.成果が出せず自分が無能だと思うから

成果が出せず自分は何もできない、無能だと思うことは非常に辛いことです。特に向上心や目的達成意欲が強い人は目標を達成できないことが大きなストレスとなります。「売り上げが○○万円も追いつかない」「○○プロジェクトを無事進行できるかわからない」など休日も考え込んでしまうことがあるでしょう。

3.業務量が多すぎる・少なすぎるから

仕事量に問題があることも、仕事が辛いと感じる原因です。

仕事量が多すぎると労働時間は長くなり、業務効率の悪さに苛立つこともあります。上司や同僚から仕事を押し付けられて仕事量が増えているならば、人間関係のストレスも感じることになるでしょう。

逆に仕事量が少なすぎることも、向上心の高い人にとっては大きなストレスに。「自分の能力が認められない」「入社前に抱いていた理想が実現できない」「仕事にやりがいが感じられない」などの不満がストレスになるのです。

4.肉体的にハードすぎるから

朝が早く夜は残業、昼を食べる暇も気力もなく帰ったら寝るだけ、といった風に肉体的にハードだとたとえやりがいを感じていても辛くなるときがあります。

肉体が限界に達すると精神にも悪影響を及ぼし、仕事に行きたくないとうつ状態になってしまうでしょう。

5.ミスが多いから

仕事で失敗を繰り返してしまい、「迷惑かけてばかり、お荷物になっている」「上司に報告して怒られるのが怖い」と思い詰めて仕事を続けるのが辛くなってしまう人もいます。明日もミスをするのかなと毎日心配が続くとメンタル面が崩壊してしまうリスクも。

特に普段から人に気を遣う方や、期待に応えたいと思う方はプレッシャーで本来ならするはずのないミスをしてしまうケースが多いです。

6.社風が合わないから

会社には社風があります。一言で社風といっても、「体育会系の雰囲気が強い」「結果だけを重視する」「結果より過程を重視する」「社員同士の結束力が強い」などさまざまです。自分に合うと思える社風であれば、会社は居心地よいものに感じられるでしょう。しかし合わない場合は非常に大きなストレスをもたらします。

7.待遇面での不満があるから

「労働時間が長い」「休日出勤が多い」「有給休暇が取りにくい」「給与が安い」など、待遇面での不満が辛さにつながっているケースも少なくありません。

近年の働き方改革の影響によって、時間外労働の上限規制や有給休暇付与の義務化などが推進されています。しかし、長年にわたって生産性の低さを労働量でカバーしてきた会社などであれば、そのような働き方がそのものが社風になっており、なかなか改善されないことも多いです。

社内での対策が難しい場合には、転職を視野に入れてみるといいでしょう。

仕事が辛いと感じたときに自分でできるセルフチェック法

仕事が辛いと感じたとき、こころと体は、自分で気づかないストレスのサインを出します。ストレスのサインは自分でセルフチェックできます。次のような症状が1つ以上ある方は、こころと体がストレスを感じている状態なので、対処が必要です。

こころのサイン
  • ・家族の前でイライラしている、怒りっぽい
  • ・電車の中など急に涙がでてくることがある
  • ・モチベーションが上がらない、布団からでたくない
  • ・人づきあいが面倒になって避けるようになる  
体のサイン
  • ・日曜日になるとお腹が痛くなる
  • ・夜眠れない、未明に目が覚める
  • ・食欲がなくなる、おいしいと思えなくなる
  • ・下痢したり、便秘しやすくなる
  • ・めまいや耳鳴りがする

仕事で成果を出さなきゃ、頑張らなきゃと思ってるときはストレスがたまっていることに気づきにくいものです。心と体が「辛い」サインを出しているときは対処する必要があります。

仕事が辛いとき、すぐに実践できる対処法

仕事が辛いときすぐに実践できる、対処法を紹介します。

いろんな人と話してみる

仕事が辛いときには視野が狭くなり、どうすればよいか分からないことも多いものです。そんなとき、客観的な意見をくれる人と話すことで、視界が広がり、辛さが和らぐ場合があります。

例えば異なる部署の人と話せば部署による文化の違いや、外側からみないとわからない改善点について話し合えます。 自分の状況を客観的な立場から見たうえでアドバイスしてくれる人もいるかもしれません。 社内では相談しにくい人、より客観的な意見を聞きたい人はキャリアのプロである転職エージェントに相談するのがおすすめです。

今、転職エージェントは転職するためだけのサービスでなくなってきてることをご存じですか?

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有給休暇をとる

仕事が辛いと感じる日が続くなら、思い切って 有給休暇で連休を確保してみるのがおすすめです。土日などいつもの休日、寝て過ごすだけでは、かえってストレスがたまりやすいものです。連休を確保して一度仕事と距離を置いてみれば違う角度で物事をとらえられるようになります。なんだ自分はあんなことを気にしていたのかと思い、悩みが解消されることもあるでしょう。

連休期間中は子供のころ自分が好きだったことや、夢中になった遊びを思い出してみましょう。原点に戻って、本来自分はどんなことに興味を抱き楽しいと思う人間だったか考えると次に進むべき道が見えますよ。

環境を変えることを考える

仕事が辛い原因が職場の人間関係である場合、部署異動や転職をすることで辛さはなくなります。環境を変えることで辛さを変えることができるなら行動してみてはいかがでしょうか。

環境が変わっても辛さは変わらないという場合、働くことそのものに辛さを感じている可能性が大きいです。一度、専門家のカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

こころの耳電話相談では、次のような仕事の悩みを無料で相談できます。

・メンタルヘルス不調(こころ・人間関係・仕事の悩み)
・過重労働による健康障害
・ストレス過多 限界になる前に一度気楽に連絡してみてはいかがでしょうか。
こころの耳電話相談|連絡先:0120-565-455
月曜日・火曜日 17:00~22:00 / 土曜日・日曜日 10:00~16:00 (祝日、年末年始はのぞく)

転職先未定でも仕事を辞めることもあり?

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できることだけやる、やらない仕事を決める

成果が出せないことが原因で仕事が辛いと感じている人はいろいろやろうとし過ぎている可能性が高いです。まずはなにか目下の目標を決めてください。

  • データとりまとめのマニュアルを作る
  • 営業メールを1日10件出す
  • 朝誰よりも早く会社にいく

目標は高すぎず低すぎず、必ず自分ならできることを設定します。 それ以外のことはやらないでOKです。上司からさまざまなタスクをふられることもありますが、それ本当に必要か?と考え自分で優先順位を決めましょう。

タスクをふったものの忘れている、ということも往々にしてよくあるので、優先度が低いと判断したタスクについては「やったふりをしておく」、くらいで十分です。

周囲に期待しない

仕事が辛い、うまくいかない、という気持ちを解消するには周囲に期待しすぎないことも大切です。 これだけやったからほめてくれるだろう、あのタスクについてもっと丁寧におしえてくれるはず、こんな風に期待を高くすると、応えてもらえない失望感で仕事が辛く感じてしまうものです。

職場というのは他人の集まる場所であり、一定の労働力を提供し対価として給料をもらう場所です。 ある程度割り切って業務だけを見つめるようにすると、楽になる瞬間があります。

仕事が辛いときにやってはいけないこと

ネガティブな感情で頭がいっぱいになっているときは、余裕がなくて周りへの配慮を忘れてしまことがあります。しかし、社会に出てお金をもらうからにはルールを守らなければなりません。ここでは、仕事が辛いときにやってはいけないことをご紹介します。

辛くても無断欠勤はしない

仕事が辛くて朝いかなければならない、けれど辛くて布団から出られない、でもいかなきゃと思い連絡できない、そんな経験をした方も多いでしょう。しかしたとえどんな状況であっても無断欠勤はいけません。

欠勤の連絡は社会人として最低限のルールです。 転職を決めている人であっても「どうせ辞めるからいいや」と思わず、最後こそしっかりとした対応で立派に勤めましょう。

社会の縁はつながっています。どんなに嫌な思いをした会社であっても関係性を悪くして去ることのないよう最後まで気を抜かず頑張りましょう。

軽い気持ちですぐに辞めてしまう

仕事が辛いとき、職場でのパワハラなど心身に支障をきたしている場合を除いては、すぐに辞めないほうが賢明です。
「もう限界だから退職したい」そんな風に先んじて仕事を辞めて次の仕事を探すというのもいいですが、転職活動は意外と時間がかかるのも現実です。転職エージェントのサポートがあったとしても1~2ヵ月は最低限みておかなければなりません。ましてや自分のペースで進めていると、半年~1年近くかかる場合があります。辞める手続きはしながらでも次の動きだしは早めに行うことが大切です。

辛い気持ちはわかりますが、我慢して今の時期を乗り越えればこの先に必ず明るい進路が訪れます。今はじっと我慢、仕事を続けながらじっくりと本当にあう仕事をさがしましょう。転職エージェントなど専門家に相談して今の状況をしっかり話せば相談に乗りながら転職活動をサポートしてくれますよ。

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環境を変えることで仕事は辛くなくなる

仕事に対し慢性的な辛さが続く人は、環境を大きく変えてみることで解消できる場合があります。特に大きな理由があるわけでなけれど、疲れる、日常に飽き飽きしている、わくわくしないという方、転職により新しいキャリアを進んでみましょう。
続ける努力も大事ですが、 本当に自分に合う仕事に出会う努力も、市場価値を高めるために必要なのです。
現在の職場にこだわりすぎず、自分にとって最適な方法を模索していきましょう。

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