スマホ決済アプリとして人気の高いPayPay(ペイペイ)に、お金を借りる機能があることはあまり知られていません>。
PayPayは、アプリで申込みから借入れまで完結できるので、初めてお金を借りる人や忙しい人にもぴったりの借入れ方法といえるでしょう。
本記事では、PayPayでお金を借りる方法や審査通過のコツについて解説します。
PayPayのメリットとデメリット、さらに実際に利用した人の口コミも紹介するので、借入れを検討するときに参考にしてください。
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PayPayでお金を借りる方法
「PayPayでお金を借りる」とは、決済サービス「PayPay」アプリを使って、PayPay銀行のカードローンで借入れすることを指します。
PayPay銀行カードローンは、利用限度額内において何度でも繰り返し借入れと返済ができるため、急な出費にも対応できます。
PayPay銀行カードローンの商品内容は下記のとおりです。
資金の使い道 | 自由(事業資金は不可) |
---|---|
利用限度額 | 10万円~1,000万円 |
適用金利 | 適用金利は利用限度額によって決定 |
年会費・手数料 | 不要 |
契約期間 | 3年(カードローン規約により自動更新) |
約定返済日 | 毎月1日~28日の間で任意に設定 |
ここでは、PayPay銀行カードローンの利用方法と特徴について詳しく説明していきます。
申込条件は20歳以上70歳未満で安定した収入がある人
PayPay銀行カードローンの申込条件は以下の通りです。
- 申し込み時の年齢が20歳以上70歳未満であること
- 安定した収入があること(学生は不可)
PayPay銀行カードローンに申し込みできるのは、申し込み時の年齢が20歳以上70歳未満の人です。
ただし、借入できるのは満73歳になる誕生月の月末までとなっており、翌月以降は新たに借入れを行うことはできないので注意が必要です。
【カードローン】申し込みにあたって、何か条件はありますか。
次の条件をすべて満たす方となります。
(1)お申込時年齢20歳以上70歳未満の方
(2)お仕事をされていて、安定した収入のある方引用元: PayPay銀行 お客様サポートメニュー
また、PayPay銀行のカードローンは専業主婦でも配偶者に安定した収入がある人や、年金による一定の収入がある人なら申し込むことができます。
配偶者に安定した収入があればお申し込みいただけます。年金による一定の収入がある方も同様です。
審査時間は仮審査で最短60分、本審査で最短翌日
PayPay銀行カードローンの審査時間は、仮審査で最短60分です。
本審査の結果通知は最短で翌日とされており、即日融資に対応していないので注意が必要です。
なお、すでにPayPay銀行の口座を持っている人は、ローンアプリから審査状況を確認できます。
【カードローン】審査にはどのくらいかかりますか。 本審査結果は最短翌日となります。ただし、審査状況や書類の提出状況によってお時間がかかる場合がございます。
金利は銀行系カードローンの中でも高め!上限金利は18.0%
PayPay銀行カードローンの金利は、銀行系カードローンとしては少し高めです。
上限金利で比較した場合、たとえば楽天銀行スーパーローンは14.5%ですが、PayPay銀行のカードローンは18.0%となっています。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
100万円未満 | 18.0% |
100万円以上150万円未満 | 15.0% |
150万円以上200万円未満 | 12.0% |
200万円以上250万円未満 | 10.0% |
250万円以上300万円未満 | 8.0% |
300万円以上400万円未満 | 6.5% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
500万円以上600万円未満 | 5.5% |
600万円以上700万円未満 | 5.0% |
700万円以上800万円未満 | 4.0% |
800万円以上900万円未満 | 3.5% |
900万円以上1,000万円未満 | 3.0% |
1,000万円 | 1.59% |
上限金利でみれば、銀行カードローンの特徴といえる低金利という利点はないため、むしろできるだけ早くお金を借りたいのであれば、同程度の金利で即日融資が可能な消費者金融カードローンを検討してもよいでしょう。
契約で1,500円、借入で最大10,000円もらえる!無利息期間の特典もあるお得な特典
PayPayのカードローンは新規契約やお金を借りると、お得な3つの特典を受けることができます。
契約するだけで1,500円もらえる
PayPay銀行カードローンを新規契約するだけで、1,500円がもらえます。
特典は、カードローン契約月の翌々月下旬に、PayPay銀行の普通預金口座へ振込みとなります。
借入すると最大10,000円もらえる
PayPay銀行カードローンでの借入れ金額に応じて、最大10,000円がもらえる特典です。
契約翌月末までの借入合計額に応じて以下の金額がもらえます。
10万円以上50万円未満 | 500円 |
---|---|
50万円以上100万円未満 | 1,000円 |
100万円以上150万円未満 | 5,000円 |
150万円以上300万円未満 | 7,000円 |
300万円以上 | 10,000円 |
400万円超 | 約定返済日前日の最終残高が100万円増えるごとに10,000円を追加 |
特典は、カードローン契約月の翌々月下旬に、PayPay銀行の普通預金口座へ振込みとなります。
初回借入日から30日間は利息0円
初回借入日から30日間、利息が0円となります。消費者金融のカードローンではおなじみの30日間無利息サービスが特典として付与されるので、短期間でお金を借りたいが、消費者金融ではなく銀行系カードローンを利用したいという人におすすめです。
なお、無利息期間中に約定返済日(毎月の返済日)が到来した場合は、元本のみの返済となります。
PayPay銀行カードローンの口コミ
PayPay銀行カードローンの口コミをまとめました。
これからPayPayでお金を借りる人は、参考にしてください。
【サービスの質】
メールで次回返済がいつなのかなど細かくわかりやすくてアプリでの通知もバッチリです
【借入のしやすさ】
アプリから借入もすぐできるので使いやすいです。
【返済のしやすさ】
PayPay銀行口座からすぐに返済できるので便利です
【総評】
気軽に使いやすい銀行カードローンかなとおもいます。引用元:価格.com
実店舗がないという点と、基本はネットを介しての取引になるという点で、セキュリティ面での一抹の不安はあるが、審査スピードと扱いやすさにおいては、かなりのハイパフォーマンスを叩き出していると思う。特に審査スピードにおいては、50万までなら24時間以内に終了したのは驚き。某楽○銀行よりも早かった。セキュリティ対策として、トークンを採用している点もグッド。コンビニATMで借入・返済が出来るのも扱いやすさでプラス評価。
引用元:価格.com
借入迄の手続きが大変で時間がかかるのでは無いかという印象でしたが、そこまで時間も掛からず、web審査も簡単でした。
電話対応の態度も良く、安心をして借入が出来ると思います。
繰り上げ返済の手続きに関しましても、webで簡単に出来ますので、忙しい時でも返済は簡単です。 総合的に優良金融機関でした。引用元:価格.com
PayPay銀行カードローンのメリット
PayPay銀行なら返済日を自由に設定できるので、給与日やボーナス支給日に合わせて無理なく返済できます。
郵送されるのはキャッシュカードのみなので、家族にバレることなく利用できます。
さらに残高不足時に自動入金でチャージする残高不足サポート機能も搭載し、いざという時にも安心です。
ここでは、PayPay銀行カードローンのメリットについて解説しましょう。
返済日を自分で設定できる
PayPay銀行カードローンのメリットは、約定返済日(毎月の返済日)を、毎月1日~28日または月末の中から自分で設定できることです。
そのため、給与日や家計のやりくりに合わせて無理なく返済を続けられます。
また、約定返済日(毎月の返済日)は、いつでもWEBから変更することが可能です。
急な出費などがあった場合でも、返済日を調整できるので安心です。
郵送されるのはキャッシュカードのみなのでバレない
PayPay銀行カードローンのもう一つのメリットは、郵送されるのはキャッシュカードのみなので周囲にバレにくい点です。
すでにPayPay銀行のキャッシュカードが発行されている場合は、カードローン契約後は、手元のキャッシュカードを使って、そのまま借入れが可能です。
また、振込みで借入れを行った場合も、明細書は郵送ではなくメールやアプリで発行されるので、郵送物が原因で家族にバレる心配はありません。
総量規制対象外の貸付である
PayPay銀行は貸金業者ではないため、総量規制の対象ではなく、年収の3分の1を超える借入が可能です。
新たな貸付けにより借入残高が、年収の3分の1を超える場合に、原則として返済能力を超えるものとして禁止されるのが、いわゆる総量規制です。
(1)総量規制の対象となる貸付けは、貸金業者の貸付けです。したがって、貸金業者に該当しない銀行などが行うローンや、信販会社の販売信用(ショッピングクレジット)は総量規制の対象にはなりません。引用元:日本貸金業協会
残高不足サポート機能が利用できる
PayPay銀行カードローンの大きなメリットは、残高不足サポート機能が利用できることです。
これは、普通預金の残高が不足している際に、自動的に借入れを行い、残高不足を解消してくれるサービスです。
・自動融資
普通預金の残高が不足している場合に不足額を自動で借入し、公共料金などの自動振替やVisaデビットの利用、ATMでの現金引き出しを可能にするサービスです。
・振込時自動借入
振込み時に残高が不足している場合、不足額を自動で借入れするサービスです。
通常の振込みだけでなく、振込予約や自動振込サービスでも利用できます。
この機能は、生活費のやり繰りに不安がある人や、不意の出費に備えたい人にとってとても便利な機能です。
PayPayでお金を借りる際の注意点
PayPay銀行カードローンは手軽に借りられる便利なサービスですが、利用する前に確認しておきたい注意点があります。
具体的に、以下4つの注意点を見ていきましょう。
銀行カードローンの中では金利が高い
PayPay銀行カードローンは、銀行系カードローンとしては金利が高いので注意しましょう。
他の銀行カードローンと比べても、上限金利(利用限度額100万円未満)が18.0%と高いため、金利の低さを重視する人は他のカードローンの利用を検討するのがよいでしょう。
PayPay銀行カードローンと
他社の銀行カードローンの金利の比較
カードローン名 | 金利 |
---|---|
PayPay銀行カードローン | 1.59%~18.0% |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% |
三菱UFJ銀行バンクイック | 1.4%~14.6% |
楽天銀行カードローン | 1.9%~14.5% |
ソニー銀行カードローン | 2.5%~13.8% |
即日融資に対応していない
PayPay銀行カードローンは、即日融資に対応していないので注意しましょう。
銀行系のカードローンは自社と保証会社で審査を実施していることから、どうしても融資可否を判断するのに時間がかかるからです。
参照元:銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ│全国銀行協会
また、銀行カードローンは多くの場合、カードローンの契約までに同行の普通預金口座を開設しなければなりません。
口座未開設の人が銀行カードローンに申し込みする際は、口座開設手続きも同時に進めなければならず、お金を借りるまで時間がかかってしまいます。
即日で借り入れしたいなら、曜日を問わず最短3~20分でお金を借りられる消費者金融カードローンを利用しましょう。
在籍確認の電話は必ず行われる
PayPay銀行カードローンの審査では、電話による在籍確認が必ず行われるので注意しましょう。
電話は個人名ではなく「銀行名と担当者名」でかかってきます。
会社にカードローンの申し込みがバレたくない人は、注意しましょう。
また、提出書類の内容確認や、カードローンの内容説明のために、電話連絡が行われる場合もあります。
【カードローン】ローンの申し込みをした場合、勤務先や携帯電話に電話がかかってきますか。 審査にあたり、「銀行名+担当者名」でご登録の勤務先電話番号に在籍確認のお電話をします。 その他、提出書類の内容確認や融資内容のご説明のためにご勤務先や携帯電話にご連絡する場合があります。
学生は申し込みできない
PayPay銀行のカードローンは、アルバイトによる収入がある場合でも学生は申し込むことができません。
一方で、プロミスやアイフル、アコムなどの消費者金融系カードローン、楽天銀行スーパーローンやauじぶん銀行のじぶんローンなど銀行系カードローンは、アルバイトなどで収入があれば、学生でも申し込むことができます(ただし、高校生は除く)。
必要であれば、利用を検討するのもよいでしょう。
PayPayでお金を借りる方法!申込みから借入れ、返済までの手順
PayPayなら、アプリ上で申込みから借入れ、返済までを簡単に完結できます。審査通過後すぐに利用できるので、急な出費にも安心です。
具体的に、申込みから借入れ、返済までの手順を見ていきましょう。
1. PayPayアプリでPayPay銀行カードローンに申し込む
まずはPayPayアプリで、PayPay銀行カードローンに申し込みましょう。
この際にPayPayアプリに搭載されている「お金を借りる」というミニアプリを使います。
アプリでの申込み手順は以下のとおりです。
- PayPayの「機能一覧」にある「お金を借りる」アイコンをタップ
- PayPay銀行の口座開設とローンを申込み
- スマホで本人確認資料を送る
- 仮審査と本審査の結果がメールで届く
2. 審査結果を待ち通過したらPayPay銀行カードローンでお金を借りる
審査結果を待ちます。仮審査の結果は最短60分でわかり、本審査の結果は最短で翌日メールで送られてきます。
審査に通ったら、PayPay銀行カードローンでお金を借りることができます。
PayPay銀行カードローンを使ってお金を借りる方法は以下の3種類です。
- スマホアプリから借りる
- WEBで借りる
- ATMで借りる
それぞれの借入れ方法(ログイン方法、手数料、借入れ可能時間など)を下表にまとめたので参考にしてください。
スマホアプリから借りる | WEBで借りる | ATMから借りる | |
---|---|---|---|
借入資金 | 銀行口座へ即入金 | 現金で即引出し可能 | |
ログイン方法 | パターン入力/生体認証 | 店番・口座番号・ログインパスワードを入力 | ・普段使いできるカードよりポイントの貯まり方や使い勝手がプロパーカードに劣る ログインの必要なし |
借入時の手数料 | 提携ATM利用手数料が必要 | 不要 | |
借入可能時間 | 24時間365日借入可能 | ATMの取扱時間内 |
3. 借入が完了したら返済する
PayPay銀行カードローンの返済方法は、PayPay銀行普通預金口座からの口座引き落としのみです。
約定返済日(毎月の返済日)は平日営業日のみではなく、土曜日、日曜日、祝日も関係なく、返済日に引き落としされるので注意してください。
また、PayPay銀行のカードローンは希望する返済額にあわせて返済コースを自由に選べます。
最もおすすめなのは毎月の負担額と、返済スピードのバランスがとれた「標準コースA」です。
- ゆとりコース:返済額が少ない
- 標準コースA:返済額中程度、完済まではゆとりコースより早い
- 標準コースB:返済額が多い、完済まで最も早い
PayPayでお金を借りる際によくある質問
PayPayでお金を借りる方法は便利で簡単ですが、初めて利用する人にとっては不安や疑問もつきものです。
そこで、PayPay銀行カードローンやPayPayでお金を借りる際によく寄せられる質問に分かりやすく回答します。
- 限度額を低くすれば審査に通過しやすいですか?
- 申し込み時に希望限度額を低くしても、審査に通過しやすいということはありません。
また、希望限度額によって、審査の内容や方法が変わることはありません。
- カードローンに関する郵便物は届きますか?
- カードローンに関する郵便物が届くことはありません。
郵送されるのは、普通預金口座のキャッシュカードのみです。また、カードローンの利用明細もメールやアプリで発行されます。
- 利用限度額が変更になることはありますか?
- 契約後でも利用限度額が変更になる可能性はあります。
PayPay銀行では、定期的にユーザーの信用状況や借入状況を審査しており、その結果、利用限度額の変更だけでなく、新規の借入れが停止されることがあります。
- キャッシュカード郵送前に借りることはできますか?
- カードローンの契約が済んでいれば、キャッシュカード郵送前でもお金を借りることができます。
PayPay銀行アプリを使って、セブン銀行ATMやローソンATMからカードレスで借入れが可能です。
- カードローンの通帳やカードは発行されますか?
- カードローン専用通帳や、専用カードの発行はありません。
カードを使って借入れる場合は、普通預金口座のキャッシュカードを利用します。
また、利用明細はメールで送られるほか、WEBまたはアプリでログインすると確認できます。
- 借入金はいつ入金されるのですか?
- 振込みによる借入れの場合、最短30秒で普通預金へ入金されます。