本記事では、「株ヒートマップ」をテーマに効率的に株価が確認できるアプリ、ツールを解説します。
ヒートマップを活用すれば、リアルタイムの株価を効率良く確認することが可能です。
また、「セクター別に市況がどう動いているのか?」をチェックするのにも最適と言えるでしょう。
但し、「どのツールを活用すれば良いのか?」、「ツールの特徴は?」など悩みを持つ方は少なくありません。
このため、本記事では無料で使えるヒートマップツールを網羅的に紹介します。
無料で使えるツールのため、積極的に利用してみましょう。
すぐにツールをチェックしたい方は「S&P500に対応したヒートマップアプリ、ツール8選」より確認ください。
ヒートマップとは?
まずは、ヒートマップの基本について解説します。
株価の上昇と下落をパネルの背景色によって一目でわかるツール
パネルの背景色により株価の上昇・下落が分かるため、相場状況を視覚的に捉えることが可能です。
アプリ、ツールの中には
- 保有株
- 株価指数
- 登録銘柄
など、ヒートマップを表示する情報は様々。
「S&P500に対応したヒートマップを確認」株アプリ、ツール8選
本記事で紹介するヒートマップツールは以下の通りです。
①finviz
「finviz」は、米国株のヒートマップに対応したツール。
利用料 | 無料 |
---|---|
対応株式 | 米国株、世界株式、ETF |
特徴 | 米国株スクリーニング、セクターにも対応 |
サイズは「時価総額」、色は「騰落率」を表しています。
タブ選択で全世界株式も確認することが可能。
また、期間変更にも対応しており「1ヵ月」、「1年間」など長期的な動向を視覚的にチェックするのに最適です。
「グループ」タブでは米国株のセクター別パフォーマンスも表示。
登録不要ですぐに利用できるため、お気に入りに登録しておくのが良いでしょう。
(公式)finviz.comヒートマップ
②moomoo
moomoo
posted withアプリーチ
「moomoo」は、2022年10月27日誕生した新しい次世代型金融情報アプリ。
日本での知名度は高くありませんが、世界では2,100万人以上のユーザーがmoomooのアプリを利用しています。
利用料 | 無料 |
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対応株式 | 日本株、米国株、暗号資産、香港株、シンガポール、中国、豪州、カナダ |
特徴 | セクター別のヒートマップに対応 |
日本株はもちろん、米国株、香港株など多数のヒートマップに対応している点が強み。
アプリにmoomooを入れておけば、いつでも最新の市況を手軽にチェックすることができます。
各種ランキングにも対応しており、今注目されている銘柄を確認するのにも最適。
企業分析に強く、気になる日米企業の財務分析が可能です。
日本企業はもちろん多数の米国企業財務分析が無料で確認できるのも、moomooを利用するメリットです。
完全無料のツールのため国内利用者が増加している情報アプリ
各国のセクター別推移はもちろん財務分析にmoomooを活用してみよう
➤「moomoo」を無料で利用する
※口座開設不要でID取得のみで利用可能です
http://long-term-investment.jp/moomoo/
③nikkei225jp.com
「nikkei225jp.com」は日経平均株価のヒートマップに対応。
利用料 | 無料 |
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対応株式 | 日本株 |
特徴 | 日経平均株価のヒートマップに対応 |
上記同様、サイズは「時価総額」、色は「騰落率」を表しています。
企業名にカーソルを合わせると「株価」、「前日比」など企業情報を表示。
「企業別指数」をタップすると、セクター別の動向を網羅的にチェックすることができます。
(公式)日経平均 寄与度 ヒートマップ
④カビュウ
カビュウ
posted withアプリーチ
「カビュウ」は保有株のヒートマップに対応したツール。
利用料 | 無料(有料プランあり) |
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対応株式 | 日本株、米国株、ETF |
特徴 | 保有株式のヒートマップに対応 |
サイズは「時価総額」、色は「騰落率」を表しています。
保有株の騰落率を視覚的に確認したい方に最適。
株取引の分析ツールとしても優秀です。
「いつ買って、いつ売ったか?」が取引履歴を通してチェックすることができます。
また、自身の投資実績を元に投資家タイプ診断という面白い機能もあり。
自身の性格やタイプを客観的に判断するのに最適です。
http://long-term-investment.jp/kabuview/
⑤SBI証券(HYPER SBI2)
「SBI証券」が提供するHYPER SBI2でヒートマップをチェックすることが可能です。
利用料 | 無料 |
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対応株式 | 日本株 |
特徴 | デイトレーダーなど取引頻度が多い方におすすめ |
日経平均、TOPIX100、マザーズの3種類に対応。
サイズは「時価総額」、色は「騰落率」を表しています。
ヒートマップ上の銘柄にカーソルを合わせると、該当する業種および銘柄の現在値や前日比を表示。
(公式)HYPER SBI2|SBI証券
⑥楽天証券(MARKET SPEEDⅡ)
「楽天証券」が提供するMARKETSPEEDⅡもヒートマップツールを提供。
利用料 | 無料 |
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対応株式 | 日本株(登録銘柄) |
特徴 | デイトレーダーなど取引頻度が多い方におすすめ |
気になる銘柄を登録すればヒートマップをいつでも確認することができます。
また、「日経テレコム21」から日経新聞を無料で読むことも可能です。
http://long-term-investment.jp/nikkei-newspaper-free/
⑦マネックス証券(マーケットボード)
「マネックス証券」が提供するマーケットボードもヒートマップツールを提供。
利用料 | 無料 |
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対応株式 | 日本株、米国株、ETF、為替 |
特徴 | 自身の気になる銘柄を登録できる |
自身の気になる銘柄のみ登録できるため、効率良く株価の動向をチェックできるのが強みです。
また、SBI証券、楽天証券と異なり取引ツールをダウンロードする必要が無い点も利用者のメリットと言えるでしょう。
詳細を押すとすぐに銘柄情報もチェックできる。
(公式)マネックス証券
⑧松井証券(株価ボード)
「松井証券」が提供する株価ボードもヒートマップツールを提供しています。
利用料 | 無料 |
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対応株式 | 日本株、国内ETF、為替 |
特徴 | 自身の気になる銘柄を登録できる |
1グループ当たり、最大100個まで気になる銘柄を登録することができます。
チャート推移も一覧でチェック可能。
(公式)松井証券
ヒートマップで気になる株を見つけたら対応するべき3つのポイント
ヒートマップで気になる株を見つけたら以下対応を行いましょう。
- スクリーニングアプリで銘柄分析
- テクニカル分析を行う
- デモトレードアプリを活用して練習
順番に解説します。
①スクリーニングアプリで銘柄分析
ヒートマップで気になる銘柄を見つけたら財務分析を行いましょう。
株価の指標として活用される
- PER、PBR
- 売上高増加率
- 経常利益増加率
- 大株主の構成
など、企業名を入れるだけで分析をすることができます。
企業別の四半期業績を表示。
PER、PBR推移を確認できる。
米国株も無料でスクリーニングに対応しており、まだ利用していない方は以下記事もチェックしておきましょう。
http://long-term-investment.jp/monex-screen/
②テクニカル分析を行う
スクリーニングアプリで銘柄分析を行った後は、テクニカル分析も行ってみましょう。
いくら優良企業で合っても、買い時を誤ると長期的に含み損の状態になる可能性があります。
代表的なテクニカル分析は以下の通り
- 移動平均線
- 移動平均乖離率
- ローソク足
- ポリンジャーバンド
- 一目均衡表
など、自身と相性の良い分析方法を活用しましょう。
「テクニカル分析のやり方が分からない」という方は、手軽に勉強できる無料ツールを紹介しています。
http://long-term-investment.jp/technical-analysis/
③デモトレードアプリを活用して練習
上記銘柄分析が終了したら実際に株を購入してみましょう。
但し、投資家の中には「お金を掛けずに練習したい」という方も少なくありません。
そこで当サイトでは株デモトレードアプリの活用を推奨しています。
- 本物の株価を使用しリアルなデモ体験
- 取引銘柄3,600銘柄以上
- 漫画で株式投資が学べる
対象銘柄も幅広く「東証一部、二部、マザーズ、JASDAQ」に上場している銘柄から購入することができます。
気になる銘柄をお金を掛けずにノーリスクで投資してみましょう。
株価も本物のデータを活用しているため、本番同様の値動きを体験が可能。
また、クイックモードが用意されており移動平均線を活用した短期トレードの練習にも最適です。
無料アプリを利用して株取引を練習してみましょう。
株たす-株式投資のシミュレーションゲーム
posted withアプリーチ
株たすの使い方、評判については以下記事で詳しく解説しています。
http://long-term-investment.jp/kabutasu/
「ヒートマップ」アプリ、ツール【まとめ】
本記事では、「株ヒートマップ」をテーマに効率的に市況を確認できるアプリ、ツールを解説しました。
ヒートマップツールを活用すれば、視覚的に株価の動きを確認することができます。
無料で使えるツールのため、積極的に活用してみましょう。
以上、「株ヒートマップ」をテーマに効率的に確認できるアプリ、ツールまとめでした。
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http://long-term-investment.jp/beginners-app/