アイフルの無利息サービスを徹底解明。他社サービスと比べて本当にお得？

カードローンには、利息額を減らせる「無利息サービス」があります。

大手消費者金融であるアイフルでは、無利息期間は30日となっており、できるだけ短期間で返済したい人におすすめです。今回は、アイフルの無利息サービスの条件や期間、申込みから審査、返済までの流れを詳しく解説します。

他社にはないメリットや、お得な活用法のほか、他社と比較してどうなのかもお伝えしますので、ぜひ役立ててください。

カードローンを選ぶときは無利息サービスだけでなく、金利、借入、返済、解約、借入限度額の変更といったサービスの使いやすさも比較して自分に合う商品を選びましょう。

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目次

アイフルの無利息サービスが向いている人

アイフルの無利息サービスが向いている人は次の人です。

無利息期間内に借入金を完済できる人

アイフルの無利息サービスには無利息期間内に借入金を完済できる人に向いています。

無利息期間は30日間です。無利息期間を超えると3.0%～18.0%の利息が適用されます。

利用シーンとしては以下のような例が該当します。

・急な入用でお金が必要になったが、30日以内に給料やボーナスで返済できる人。

無利息期間内の返済が難しくとも、短期で返済できる見込みのある人

30日間での返済は難しいけれど、2～3ヵ月などの短期間で返済が可能な人にもアイフルの無利息サービスがおすすめです。

例えば、20万円を3ヵ月間で返済した場合、利息額は5,918円（利息18.0%時）となり、無利息サービスがなかった場合の8,877円に比べ2,959円お得です。

アイフルの無利息サービスの条件や期間

アイフルの無利息サービスを受けられるのは初回利用者のみで、無利息期間は30日間です。アイフルの無利息サービスの条件と期間について、詳しく解説します。

アイフルの無利息サービスの適用条件

アイフルの無利息サービスを受けられる人は、初めてアイフルのサービスを受ける初回利用者のみです。アイフルの利用が初めてであれば、他消費者金融や銀行系カードローンを利用している人でも問題ありません。過去に一度でもアイフルからの借入経験がある場合には適用されません。

過去にアイフルで借入契約を行い、その後に解約した場合では、「初回利用者」にはなりません。

加えて、申し込みが無担保キャッシングローン（対象サービスとしてはキャッシングローン、SuLaLi、ファーストプレミアムカードローン）の申し込みに限定されます。アイフルが提供する全サービスが対象とならないことに注意してください。

アイフルの無利息サービスの期間は30日

アイフルの無利息サービスの期間は30日間です。30日間を過ぎた場合には、無利息サービス期間終了の翌日から貸付利率3.0%～18.0%の通常金利が適用され、追加の利息を払う必要が生じます。

アイフルの無利息サービスのメリット

アイフルの無利息サービスのメリットは次の2つです。

30日間の中であれば、再度無利息サービスを利用できる

アイフルの無利息サービスは、30日の期間内であれば再度利用できます。

期間内で追加融資を受ける場合も無利息サービスが適用

期間内で追加融資（追加での借入れ）を受ける場合も無利息サービスが適用されます。アイフルの無利息サービスでは、借入可能限度額の範囲内であれば、追加融資を何度でも受けることが可能です。初回以降に借りた分も、無利息サービス期間の30日以内であれば利息は0円になります。

なお、借入限度額は年収や他社からの借入状況などによって決まります。

アイフルの無利息サービス利用時の注意点

アイフルの無利息サービスの利用時の注意点は次の3つです。

利息が適用されるタイミングは契約日翌日

アイフルの無利息サービスで、利息が適用されるタイミングは契約日翌日です。
「今月は月末にお金が足りなくなりそうだから、先に契約を済ませて、必要となったタイミングで借入を行おう」と考えている場合には注意が必要です。サービスの無利息期間は契約日の翌日から30日間になりますので、借入までに時間が空いてしまうと、無利息期間が非常に短くなってしまいます。

例えば、月始めに契約を行い、実際の借入れを契約日の2週間後（14日後）にしてしまうと、サービスの無利息期間は30日からずっと短く、16日（30日-14日）になってしまいます。
急な入用にもアイフルは対応可能なので、お金が必要になった時点で契約の申込みと借入れを行うことが良いです。そうすれば、無利息期間である30日をフルで活用できます。例えば、web申込の場合には最短で20分で借入が可能です。

無利息期間内であっても最低約定返済額以上の返済が必要

無利息期間があると、返済自体が必要ないと勘違いしてしまう人がいるかもしれません。しかし、アイフルの無利息サービスであったとしても 借入れである限り、最低約定返済額以上の返済は必要です。無利息期間中でも返済期日には必ず返済しましょう。この返済を行わないと、延滞という事態になり、「延滞損害金」という追加の利息がかかります。

延滞損害金は、実質年率（=1年間での利息利率）が20.0%と通常より高く、大きな利息を払うことになります。ご注意ください。

アイフルの返済方法は2種類、サイクル制は無利息期間を超えるので注意

アイフルの返済は「約定日制」と「サイクル制」という2種類の方法があります。このうち、サイクル制の場合、返済日を待つと、30日間の無利息期間を超えてしまいます。無利息期間が終了し利息がかかってしまう点に注意が必要です。

・約定日制：利用者が自分の都合にあわせて、毎月所定日に返済する方法
・サイクル制：35日ごとに返済をする方法

利息が発生したことを知らずに放置して滞納すると、カードローンの強制解約や残額の一括返済といった状況につながります。また、滞納により信用情報に傷がつくとほかの金融機関でお金を借りられなくなる可能性があります。

無利息期間終了直前での返済時には注意が必要

無利息期間終了直前での返済時には注意が必要です。ATMの返済などを行う際には、返済をしても反映されず、返済の反映が翌日になってしまうこともあります。30日以内に完済したつもりが、返済実行が反映されないために完済とならなくなります。そして利息分の追加返済が必要になってしまいます。返済時に利用する方法を確認して、期日内に完済できるようにしておくと良いでしょう。

アイフルの無利息残高とは

無利息残高とは、利息の請求を受けず、支払期限も設定されないものです。アイフルの2回目以降の利用がなければ、返済の義務は生じません。しかし、2回目以降に利用する場合には、この無利息残高が加算された金額が返済金額となります。

1,000円未満の端数が残った場合、銀行引落口座の登録があるなら引き落としにより完済できます。銀行引落口座の登録がない場合、ATMで1,000円未満の取引はできないため、「無利息残高」という取り扱いになり、残高がある状態ですが完済となります。

アイフルの無利息サービスはどれくらいお得? シミュレーションで比較

いくつかのケースで無利息期間が適用された場合、されなかったときよりいくらお得になるのかシミュレーションしました。それぞれのケースを比較すると借入額が高額であった場合、無利息サービスのメリットは大きくなることがわかります。
例えば、100万円借りたときは3万円借りたときより、利息額が、14,000円以上お得です。

アイフルの無利息サービスと他社カードローンの比較

大手消費者金融の無利息サービスを比較して最もお得なのはでレイクでした。例えば、20万円借り入れたケースで、60日後の利息額を比べると、アイフル・アコム・プロミスが約3,000円の利息が発生するのに対し、レイクは0円です。

これは、レイクの最大の特徴である無利息期間を複数の選択肢から選択できるサービスがあるためです。借入期間を変更しても、レイクからの借入が利息を抑える観点では最も良い結果です。

但し、借入金額が200万円以上を超えると、アイフルからの借入が利息を抑える観点では最も良い結果です。

	アイフル	アコム	プロミス	レイク
無利息期間	30日間	30日間(※4)	30日間	30～180日間
適用日	契約日の翌日から	契約日の翌日から	借入日の翌日から	契約日の翌日から
実質年率	3.0%～18.0%	3.0%～18.0%	4.5%～17.8%	4.5%～18.0%
5～300万円の借入で30日後返済利息	0円	0円	0円	0円
5万円の借入で60日後返済時利息	740円	740円	732円	0円 ※1
20万円の借入で60日後返済利息	2,960円	2,960円	2,928円	0円 ※1
300万円の借入で60日後返済利息	23,425円 ※2	44,383円	43,890円	44,383円
5万円の借入で365日後返済利息	8,260円	8,260円	8,168円	4,562円 ※3
20万円の借入で365日後返済利息	33,041円	33,041円	32,674円	30,082円 ※1
300万円の借入で365日後返済利息	261,575円 ※2	495,616円	490,110円	495,616円

無利息期間であれば、借入金額に関係せずいずれの場合も利息は0円です。但し、無利息期間を超えて利用する場合には、利息が各消費者金融で変化します。200万円までの借入で、60日以内の返済の場合にはプロミスが有利です。アイフルは200万円を超え、無利息期間を超える借入を検討する場合には最も有利です（アイフルのファーストプレミアム・カードローン利用時）。

100万円～200万円の場合には、アイフルかレイクのどちらかが良い選択肢になります。しかし、どちらが良いかは返済期間によります。

アイフルと大手消費者金融各社とで、サービスの違いを比べました。

アコムのカードローンと比較

アコムのカードローンは無利息サービス期間、延滞時の実質年率でアイフルと類似しております。違いを挙げるとすれば「審査の通過率」があげられます。カードローンではどれほど魅力的であっても、審査に通過しなければ融資は実行されません。アイフルは代表的な消費者金融機関の中でもっとも高い新規顧客の審査通過率（42.1%：2023年2月28日）を示しています。

このことは、アイフルの審査基準が必ずしも甘いことを意味しているわけではありませんが、審査通過数が多いという事実は知っておくべきです。利用者の収入状態や属性等が影響するかもしれませんが、他社で断られた場合にはアコムの利用を検討してもよいでしょう。

代表的な他社の審査通過率は下記のとおりです。

アコム	42.1%　(2023年2月28日時点)
アイフル	29.4%　(2023年2月28日時点)
プロミス	37.1%　(2023年2月28日時点)
レイク	33.8%　(2022年12月31日時点 新規だけでなく、非新規も含めた平均値)

プロミスのカードローンと比較

アイフルとプロミスとの違いは無利息期間の開始日、延滞時の実質年率です。プロミスのカードローンの特徴は、30日の無利息期間が初回借入日からカウントされる点です。アイフルやアコムでは、契約時から無利息期間がカウントされていました。その為、先んじて契約をしておくということが出来ませんでした。プロミスでは契約だけ先に済ませて置き、その後実際の借入になった際にその時点から無利息期間が開始されるという点が特徴です。さらに、年齢制限幅が18歳以上、74歳まで(※)と他消費者金融と比較して広い特徴があります。年齢的な制限で他者を利用できない場合には、プロミスは有効な選択肢になります。

レイクのカードローンと比較

アイフルとレイクとの違いは借入額によって異なる無利息サービス期間を選択できることです。借入が5万円以下の場合には最大180日間の無利息期間を利用できます。また、200万円以下でも60日間という他社にはない選択肢を選ぶことが出来ます。

アイフル無利息サービスの申込方法、審査から返済までの流れ

アイフルの無利息サービスは申込、審査を経由し、融資可能ならば借入が可能になります。その後、借入金額を返済していきます。

審査に申し込む

まずはアイフルの審査に申し込みます。アイフルの借入申し込み方法には次の4種類です。

・WEB

24時間365日受付中が可能です。自身のスマホ・PCより申込可能であり、WEBだけでの申込を完了することが出来ます。店舗に行く必要もありませんし、カードレスでのアイフル利用を行えば、自宅に郵便物が届くこともありません。

・スマホアプリ

WEBと同じく24時間365日受付が可能です。自身のスマホより申込可能です。WEB申込と同じく、店舗に行く必要も自宅に郵便物が届くこともありません。

・電話

09：00～18：00の時間帯で申し込みが可能です。
申し込み専用ダイヤル：0120-201-810
女性専用申し込み専用ダイヤル（女性オペレーター対応）：0120-201-884

・無人店舗

全国の無人店舗でも契約が可能です。その場でカードの発行が出来ます。カード発行は別途郵送で受け取ることも出来ます。但し、利用時には身分証明書となる運転免許証かパスポートが必要になります。借入予定金額によっては収入証明書類が必要になります。

審査を受ける

申し込み後には審査が行われます。審査結果は最短20分でわかります。

＜審査結果の連絡方法＞
・WEBやスマホアプリでの申込んだ場合：審査結果は電話、又はメールで連絡される。
・無人店舗で申し込んだ場合：その場で借入可否がわかる。但し、最短で20分かかるので、審査結果が出るまで無人機の中で待機する必要がある。
・電話で申し込んだ場合：その場でのいくつかの質問を経て審査が行われ、融資可否が伝えられる

審査には本人であることを証明する確認書類の提出が必要です。各種書類の提出方法は申込完了後にメールで案内されます。なお、借入予定金額によっては収入証明書類の提出が必要になります。

借り入れる

WEBやスマホアプリでの申し込み、審査が通過した場合には、カードレスの場合にはスマホアプリで24時間365日取引が可能です。また、カードありの場合には、カードの受取を郵送か来店のいずれかを選択できます。郵送の場合に限り、カード受取前でも登録銀行口座への振込み指定が可能です。来店の場合には、カード受取後に借入は即行うことが出来ます。

電話や無人店舗の場合には、提携ATMから借入が可能です。もちろん、登録した口座への振込指定も可能です。

返済する

借入れをスタートしたら、随時返済も行いましょう。アイフルの返済方法は次の6種類です。

インターネット経由の返済なら手数料がかからず、土日祝日のいずれも24時間の返済が可能なので最も利便性が高いと言えます。

アイフルの無利息サービスの活用法

即日の借入が必要な場合もあると思います。その場合にもちょっとした準備を事前にしておくことで即日借入が可能になります。これらを行わずに借入を申し込むと、予想以上に時間がかかってしまい、即日の借入ができないという状況もありえます。

書類を準備する

アイフルの無利息サービスは審査を通過する必要があり、その際には必ず本人確認書類の提出が求められるため、次のような書類を準備しておきましょう。

また、利用金額が50万円を超える場合や他金融機関からの借入合計額が100万を超える場合には、以下から選ばれる収入証明書も準備しておきましょう。

これらを事前に準備しておくと、審査をスムーズに進めることが出来ます。

早めに申込む

即日で借入を受けるためには、早めに申し込むことも重要です。申込みと審査を9:00～21:00の間で完了させれば即日でお金を借りられます。WEBとスマホアプリは24時間365日いつでも受付ているので、申込にはこれらを利用しましょう。審査は最短25分で完了します。審査完了後に、電話かWEBにて振込依頼をすると、指定の口座に即振込がされます。審査終了までを考えると、早めの時間に申し込むことが良いでしょう。

アイフルでは以下の金融機関に土日祝日問わず、24時間いつでも振込み対応しています。これらの金融機関の口座を準備しておくとよいでしょう。

振込以外の方法では、ATMを利用することも可能です。契約時に「カードあり」を選択しておけば、無人契約機でカードを受け取れます。カードを受け取った後にコンビニATMやアイフルのATMからの借入も可能です。

アイフルの無利息サービスに関するQ&A