最近、仮想通貨のDAIについてよく耳にするんだけど、何がそんなに注目されているのか知ってる?
そうね、DAIは特に分散型金融(DeFi)で重要な役割を果たしているの。実は最近、国内の大手取引所ビットフライヤーがDAIの取り扱いを開始したのよ。
DAIはイーサリアムブロックチェーン上で発行されるステーブルコインで、1DAIが1USDに固定されるよう設計されています。ステーブルコインとは、価格の安定性を追求する仮想通貨であり、法定通貨のように安定した価値を保つことを目的としています。DAIは中央管理機関を持たず、MakerDAOという分散型自律組織(DAO)によって管理されています。しかし、新しく登場したばかりのため、「どんな特徴があるの?」「どうやって買えばいいの?」といった疑問が多いです。そこでこの記事では、ダイ(DAI)の概要や将来性、買い方について詳しく解説していきます。
- GMOコインは手数料が非常に安い
- スプレッドが広がることもあるので見極めが大切
- 取引通貨が多い+レバレッジ可能+ステーキングありなので普通におすすめ
- 口座一つで仮想通貨もFXも利用可能
\ 顧客満足度No.1の実力/
ダイ(DAI)とは?
仮想通貨名 | Dai |
ティッカーシンボル | DAI |
価格(2024年5月時点) | ¥156 |
時価総額(2024年5月時点) | ¥848,501,314,287 |
公式HP | https://makerdao.com/ja/ |
USDCやUSDTとは何が違うの?
DAIは分散型で運営されている点が大きく異なるの。USDCとUSDTは中央集権的な企業によって管理されているのに対して、DAIはMakerDAOという分散型自律組織によって管理されているわ。さらに、DAIは仮想通貨を担保に発行されるけれど、USDCとUSDTは法定通貨を担保にしているの。
特徴、歴史、将来性についてそれぞれ掘り下げて解説します。
ダイ(DAI)の仕組み・特徴
だいぶ分かったけど、改めてダイ(DAI)の特徴を把握しておこう。
分散型ステーブルコインDAIの基本構造
DAIはイーサリアムブロックチェーン上で発行されるステーブルコインで、1DAIが1USDに固定されるよう設計されています。ステーブルコインとは、価格の安定性を追求する仮想通貨であり、法定通貨のように安定した価値を保つことを目的としています。DAIは中央管理機関を持たず、MakerDAOという分散型自律組織(DAO)によって管理されています。これにより、透明性と信頼性が高く、ユーザーは安心して利用できます。
DAIの価格安定メカニズム
DAIの価格安定メカニズムは、ETHなどの仮想通貨を担保としてロックすることで実現されています。ユーザーはこれらの担保を提供し、スマートコントラクトを通じてDAIを発行します。担保の価値が下がった場合には、追加の担保が求められ、不足が生じた場合には清算が行われます。これにより、DAIの価値は常に1USDに近い状態を保つことができます。他の仮想通貨と比べて価格安定を図るメカニズムが、よりDAIの信頼性を支えています
MakerDAOとスマートコントラクトによる管理
DAIは、スマートコントラクトを利用して管理されています。これらのスマートコントラクトは、プログラムに基づいて自動的に実行されるため、中央管理機関に依存することなく、透明性と信頼性を提供します。MakerDAOはこれらのスマートコントラクトを監督し、DAIの発行と管理を行います。この分散型管理により、ユーザーは安全かつ信頼性の高い取引が可能となります。
チャートで見るDAIの歴史
ダイ(DAI)の購入を決める前に、これまでのチャートを確認しておきましょう。
2019~2021年の価格動向
参照元:https://www.coingecko.com/
2019年から2021年にかけて、DAIはその価格の安定性を保ちつつ、DeFiエコシステムの中でその重要性を増していきました。2019年、DAIは徐々に認知され始め、価格は安定して1USD前後で推移しました。2020年には、CoinbaseがDAI保有者に2%の利息を提供するサービスを開始し、多くの注目を集めました。パンデミックの影響で金融市場が混乱する中でも、DAIはその価格安定メカニズムによって価値を維持しました。2021年には、DeFiの利用がさらに拡大し、DAIの需要が急増しました。特にMakerDAOのエコシステムが成熟し、DAIの発行と管理の透明性が高まりました。ユーザーはDAIを利用してレンディングや流動性提供などのDeFiサービスを活用し、安定した収益を得ました。また、仮想通貨市場全体が成長し、ビットコインやイーサリアムの価格上昇に伴い、DAIの取引量も増加しました。
2022年1月〜の価格動向
参照元:https://www.coingecko.com/
2022年、日本のGMOコインがDAIとMakerDAOのガバナンストークンMKRを上場し、国内での認知度と利用が急速に拡大しました。この年は規制強化が進む中、DAIの分散型管理モデルが評価されました。NFT市場の成長により、多くのプラットフォームでDAIが決済手段として採用され、特にアートやゲーム分野での取引が活発化しました。これにより、DAIの需要が大幅に増加し、国内外での利用が広がりました。
2023年1月〜の価格動向
参照元:https://www.coingecko.com/
2023年には、DAIは日本国内での認知度がさらに高まりました。この年、ビットバンクがDAIを取扱い開始し、DeFi市場での利用が進みました。また、コインポストの報告によると、DAIは様々な分散型取引所での取引が活発化し、DAIを用いた新しい金融サービスが次々と導入されました。特に、日本国内でのDAIの利用が増え、DAIの価格安定性と透明性が高く評価されました。これにより、企業や個人投資家の間でDAIの需要が増加しました。
2024年1月〜の価格動向
参照元:https://www.coingecko.com/
2024年初め、ビットフライヤーがDAIの取り扱いを開始する予定であることが大きなニュースとなりました。2月19日からビットフライヤーの「販売所」サービスでDAIが取り扱われる予定であり、これにより日本国内での利用がさらに広がることが期待されています。規制の枠組みが整備される中、DAIの合法性と信頼性が一層強固になりました。さらに、新たな技術革新が進み、DAIの利用が多様化し、スマートコントラクトの高度化により、より複雑な金融取引が可能になりました。
ダイ(DAI)の将来性
DeFiエコシステムにおけるDAIの役割
DAIは、分散型金融(DeFi)のエコシステムにおいて重要な役割を果たしています。DeFiは、従来の金融システムを分散型ネットワーク上で再現し、金融サービスを提供することを目指しています。DAIはその中で、価格の安定したステーブルコインとして広く利用されています。例えば、レンディングプラットフォームではDAIを担保に他の仮想通貨を借りることができ、流動性プールではDAIを提供することで報酬を得ることができます。
DAIの実需と市場展望
DAIの需要は年々増加しており、特に国際送金や決済手段としての利用が拡大しています。これにより、DAIの市場規模も拡大することが期待されています。国際送金では、従来の銀行システムを利用せずに迅速かつ低コストで送金できるため、特にクロスボーダー取引において有利です。DAIの実需が高まることで、その市場価値も向上する見込みです。
ちなみに、2024年9月22日現在における仮想通貨の時価総額ランキングで、DAIは17位に入っており、その人気の高さがうかがえます。
(参考:https://coinmarketcap.com/ja/)
最新ニュースから見るDAIの普及状況
最近のニュースでは、DAIの普及が急速に進んでいることが報じられています。大手金融機関や企業がDAIを採用するケースが増え、これによりDAIの実需が拡大しています。例えば、ある金融機関はDAIを利用した新しい決済サービスを導入し、また、保険業界でもDAIを活用した保険商品の開発が進んでいます。これにより、DAIの市場での認知度も高まっています。
ダイ(DAI)の買い方/購入方法
実際にダイ(DAI)に投資してみたいんだけど、どうやって購入すれば良いのかな??
ダイ(DAI)は国内取引所のGMOコインに上場したので、日本円でも購入ができます。
具体的な手順としては以下の3STEPを踏むだけです。一通り確認しておきましょう。
- GMOコインで無料口座開設をする
- GMOコインに日本円を入金する
- GMOコインでダイ(DAI)を購入する
1.GMOコインで無料口座開設をする
まずはGMOコインの公式HPにアクセスし、口座開設を押すとメールアドレスの入力欄が表示されるので、メール認証をしましょう。仮口座開設までは5〜10分程度で終わるので、スキマ時間でも簡単です。
その後本人確認を行います。この本人確認には、免許証・マイナンバーなどを用意するスマホ認証と、書類を郵送する認証方法があります。
スマホ認証の場合、カメラで書類や自分の顔を写すだけなので、手続きがスムーズでおすすめです。
本人確認書類は写真でアップロードするだけ!
2.GMOコインに日本円を入金する
GMOコインの口座開設が終わったら、日本円を入金しましょう。
メニューから入金を選べば購入画面へと進みます。
日本円の入金方法としては即時入金・振込入金がありますが、以下の銀行がある場合は即時入金の方が早くておすすめです。
・GMOあおぞらネット銀行
・楽天銀行
・住信SBIネット銀行
・PayPay銀行
3.GMOコインでダイ(DAI)を購入する
GMOコインに入金されたら、ダイ(DAI)を選んで購入しましょう。
これなら簡単だね!
ダイ(DAI)のまとめ
DAIは、分散型管理による透明性と信頼性、価格の安定性、DeFiエコシステム内での多様なユースケースなど、多くの利点を持つステーブルコインです。初心者にとっても比較的リスクが低く、投資対象として魅力的です。しかし、仮想通貨市場全体のボラティリティやスマートコントラクトの脆弱性、規制環境の変化など、リスクも存在するため、適切なリスク管理が必要です。最新のニュースや市場動向を常にチェックし、情報に基づいた判断を行うことが成功への鍵となります。DAIの将来性は明るく、多くの投資家や企業から注目されています。今のうちにDAIに投資しておきたい方は、まずはGMOコインの無料口座開設から始めましょう。
- GMOコインは手数料が非常に安い
- スプレッドが広がることもあるので見極めが大切
- 取引通貨が多い+レバレッジ可能+ステーキングありなので普通におすすめ
- 口座一つで仮想通貨もFXも利用可能
\ 顧客満足度No.1の実力/
(監修者)鳥谷 威
https://financialplanertk2021.com
保有資格
CFP®︎認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士・証券外務員1種・DCプランナー2級
プロフィール
有限会社バード商会 代表取締役 鳥谷 威
福岡の大学を卒業後、大手ガス会社にて家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年間従事。クレカ請求業務も経験。
現役世代の人の家計が『今より豊かになるように』という想いのもと、約3年かけてCFP®資格を取得。現在は、各種金融メディアでの執筆・監修・日本FP協会支部での相談員としても活動中。
とくに 同世代 である20・30代に、早いうちから家計の見直しや資産形成の大切さを伝えたく、日々奮闘中。
専門・得意分野
家計管理(とくに光熱費)と資産形成(投資分野)