仮想通貨(暗号資産)イールドギルドゲームス(YGG)の特徴
ブロックチェーンが活用されている分野にゲームが挙げられます。
「Play to Earn」で遊びながら稼ぐという新しいスタイルが浸透しつつありますが、まだまだ一部のユーザーに限られています。
そのブロックチェーンゲームの普及に貢献してきそうなのが、「イールドギルドゲームス(YGG)」です。
今回は、この「イールドギルドゲームス(YGG)」について解説していきたいと思います。
イールドギルドゲームス(YGG)のアウトライン
発行上限 | 10億枚 |
特徴 | ブロックチェーンゲームでユーザーへのNFT貸し出しを行うDAO |
発行開始 | 2021年7月 |
イールドギルドゲームス(YGG)は、ブロックチェーンゲーム内のNFTに投資するDAO(分散型自律組織)のプロジェクトです。
ゲームプロジェクトのNFTに投資して、そのNFTをイールドギルドゲームスコミュニティのプレイヤーに貸与します。
プレイヤーは借りたNFTでプレイすることで、トークンなどの報酬を受取るシステムとなっています。
イールドギルドゲームス(YGG)が貸し出すNFTは特に価値を上下させやすく、該当するNFTを使用していくことで、ゲーム内での価値が上昇します。
これにより、ユーザー、ブロックチェーンプラットフォーム、イールドギルドゲームス、どこも損をしないような仕組みづくりを構築しています。
イールドギルドゲームス(YGG)の特徴
イールドギルドゲームス(YGG)の特徴を挙げていきます。
ブロックチェーンゲームのNFTに投資するためのDAO(分散型自律組織)
イールドギルドゲームス(YGG)は、ブロックチェーンゲームのNFTに投資して、それをコミュニティのプレイヤーに貸し出して、ゲーム内で活用して稼いでいきます。
ゲーム内のイベントで利回り報酬を生成してもらうことが目的になります。
具体的には、ゲーム内のNFT・メタバースの土地・デジタル資産等を管理するのがイールドギルドゲームスで、この資産を使ってプレイヤーは収益につなげられるようにプレイしていきます。
そしてDAO(分散型自律組織)によって、ルールをプログラムしてスマートコントラクトに実装することで、自動化・分散化して活動を行っています。
スカラシップがある
ブロックチェーンゲームでは、初期費用としてゲームをするためにNFTを購入することが必要です。
ですが、発展途上国の国々では、初期費用が払えないユーザーも存在します。
そこでイールドギルドゲームスではスカラシップを導入しています。
このスカラシップ制度に申し込むことで、イールドギルドゲームスが保有しているNFTの使用が可能になり、初期費用不要でブロックチェーンゲームを始められます。
YGGトークンに多くの利用用途がある
YGGトークンには、様々な利用用途が存在しています。
YGGトークンは、YGG DAOの利用にも大きく関わっていて、ガバナンスの投票や、DAOを使った特定の活動に参加が可能になったりしています。
ユーザーは、ゲームボーナスやレベルアップ報酬などでYGGトークンの獲得が出来るようになっています。
また、YGGトークンはSushiSwapで運用が可能になっています。
流動性を提供するイールドファーミングにより金利を得られようになっています。
イールドギルドゲームス(YGG)の今後
イールドギルドゲームス(YGG)の将来性について挙げておきたいと思います。
多くの有名なブロックチェーンゲームに対応している
イールドギルドゲームス(YGG)は、多くの有名なブロックチェーンゲームに対応しています。
界で最も有名なNFTゲームの一つのAxie Infinity(アクシーインフィニティ)、名だたる大企業も参加していることで有名なThe Sandbox(ザ・サンドボックス)など、現在は30種類以上のゲームに対応しています。
今後も提携するゲームはドンドン増えてくることでしょう。
YGG Japanも誕生している
株式会社ForN(フォーン)と提携し、日本国内で活動を行うYGG Japanが誕生しています。
日本のユーザーに向けて「Play to Earn」を普及していくことを目的としています。
また、YGG Japanの設立に伴い、数多くの日本企業から資金提供も行われていますので、日本国内でも大きな注目が集まってきそうな気配があります。
ブロックチェーンゲーム参入の敷居が下がる
ブロックチェーンゲームのマーケットは認知度もユーザー数もまだ発展途上です
NFTによる新しい付加価値を持ち、メタバースとの親和性の高いブロックチェーンゲームマーケットは発展していくことは間違いありません。
ですが、ゲームにかかる初期費用が一般のゲームより多くかかることがネックになっています。
そのため、なかなか新たなユーザーを獲得できないことが課題とも言えます。
しかし、YGGのNFTの貸し出しがあれば、ブロックチェーンゲームへの参入の敷居は下がり、ブロックチェーンゲームの世界に踏み込みやすくなります。
結果ブロックチェーンゲームのマーケットの活性に寄与すると思われます。