【必見】株で月3万円稼ぐにはいくら必要か?投資法別の資金を解説

投資手法
悩み人
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株で月3万円を安定して稼ぐにはいくら必要だろうか?

本記事では「株で月3万円を稼ぐ」をテーマに投資手法別の必要資金を解説します。

「本業の収入と合わせて月3万円の収入があれば・・・」と考える方は少なくないでしょう。

「外食に行く」、「新たな趣味を始める」、「家族旅行」など月3万円の収入があれば生活スタイルを変えることが可能です。

一方、株は投資であるため、月3万円を稼ぐのは資金や投資手法によって大きなリスクを伴います

このため、正しく注意点を理解した上で月3万円の利益を目指すようにしましょう。

株で収益を上げる方法は2種類

株で収益を上げる方法は2種類存在します。

①キャピタルゲイン(売却益)

保有している株式を売却することによって得られる売買差益のことを指します。

「株式投資で収入を得る」と考えると、キャピタルゲインを狙う短期トレーダーをイメージする方は少なくないでしょう。

買いはもちろん、売りからエントリーを行い株価下落で利益を上げることも可能です。

信用取引を上手く活用すれば、少ない資産で最大約3.3倍まで取引することができます。

②インカムゲイン(配当益)

高配当株を購入することで得られる配当金で月3万円を目指す投資手法です。

短期トレードで月3万円を狙ったばかりに大きな損失を出す投資家は少なくありません。

一方、配当益であれば「無配」、「減配」はあれど複数の銘柄に分散投資をすれば安定性した収入を確保することができます

但し、売却益と比較してまとまった資金が必要であるためポイントを理解しておきましょう。

株で月3万円稼ぐにはいくら必要か?

株で月3万円を稼ぐのに必要な資金は以下の通りです。

①キャピタルゲイン(売却益)で3万を稼ぐにはいくら必要?

売却益で月3万円を目指す場合、投資額別必要リターンを理解しましょう。

投資額 必要リターン
10万円 30%
100万円 3%
1,000万円 0.3%
10,000万円 0.03%

投資の神様と言われるウォーレン・バフェット氏の年間リターンは20%と言われています。

このため、個人投資家が毎月安定して高いリターンを上げるのは簡単ではありません。

上記の表でも分かるように、投資資金に応じて求められる必要リターンが異なるため少しでも資金が多い方が有利であるのは間違いありません。

POINT

月3万円を狙う場合、最低でみ100万円以上の資金を準備するようにしよう

②インカムゲイン(配当金)で3万円稼ぐにはいくら必要?

月3万円の配当金に必要な投資額は以下の通りです。

※単位:万円

利回り 税引き前 日本株
税引き後
(20.315%)
米国株
税引き後
(28.3%)
2.0% 1,800 2,259 2,510
2.5% 1,440 1808 2,008
3.0% 1,200 1,506 1,674
3.5% 1,029 1,291 1,435
4.0% 900 1,130 1,255
4.5% 800 1,004 1,116
5.0% 720 904 1,004
5.5% 655 822 913
6.0% 600 753 837

高配当株を購入する場合、3~5%の配当銘柄へ投資をするのが一般的です。

また、新NISAを活用した非課税投資、日本株、米国株による税金額の違いがあるため正しく必要投資額を理解しておきましょう。

配当金に掛かる税金

日本株:20.315%

米国株:米国課税10%+20.315%

※新NISAを活用すれば、日本株の税金を非課税にできる

但し米国課税10%は新NISAでも課税される点は注意

株で月3万円を稼ぐ際の3つのポイント(注意点)

株で月3万円を狙う場合、以下3つの注意点を抑えておきましょう。

  1. 配当金は長期目線であれば再現性あり
  2. 短期トレードは難易度が高い
  3. 資金量に応じて難易度が異なる

①配当金は長期目線であれば再現性あり

配当金で月3万円の収入を狙う場合、長期目線であれば多くの方にとって再現性があります。

※単位:万円

利回り 税引き前 日本株
税引き後
(20.315%)
米国株
税引き後
(28.3%)
3.0% 1,200 1,506 1,674
4.0% 900 1,130 1,255
5.0% 720 904 1,004
POINT

新NISAを活用して4%の配当銘柄を購入する場合、900万円購入すれば年間36万(月3万円)を稼ぐことが可能

毎月5万円ずつ貯金をすれば15年後900万円の資産を確保できるため、時間は掛ければ多くの方に再現性があります。

一方、特定銘柄へ集中投資をすると「無配」、「減配」のリスクがあるため複数の銘柄に分散投資が可能なETFを活用するのが良いでしょう。

具体的な高配当ETFは以下記事で詳しく解説しています。

https://long-term-investment.jp/high-dividend-stock-portfolio/

②短期トレードは難易度が高い

キャピタルゲインで毎月3万円を狙う場合、リスク面については正しく理解しておきましょう。

短期売買で相手にするのは機関投資家やヘッジファンドであり、「資金量」、「情報量」に大きな格差が存在します。

このため、個人投資家が短期トレードを続けてもトータル収益で損失を出しいる方は珍しくありません。

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SNSを見ていると負けている人をあまり見ない。本当に個人投資家は負けているのか?

という疑問を持つ方に以下理由を解説します。

POINT

SNSの口コミには「生存者のバイアス」が掛かっている

成功している投資家の声が広く拡散され、失敗した方は静かに市場から退場している

このため、一部の成功者(生存者)の意見を参考にし、「私も短期間で資金を何倍にもできるのでは?」と考えるのは極めて危険です。

資金を数倍にした投資家は、強靭なメンタルと冷静な判断力はもちろん、最終的には運も持ち合わせています。

生存者バイアスに惑わされず、現実的には「個人投資家が短期トレードで勝つのは難しい」という点を理解することが大切です。

https://long-term-investment.jp/stock-katenai/

③資金量に応じて難易度が異なる

資金量10万円と1,000万円では月3万円を稼ぐ必要リターンが大きく異なります。

投資額 必要リターン
10万円 30%
1,000万円 0.3%

短期間で30%のリターンを上げるのは極めて困難であるため、可能な限り資金量を多く保有していた方が有利です。

効率良く投資資金を増加させる方法として、「信用取引」を活用する方法も存在します。

当サイトではリスクが高い取引として非推奨としていますが、制度の1つとして理解しておくのが良いでしょう。

https://long-term-investment.jp/credit-transactions/

株で月3万円を稼ぐのに最適な3つの方法

株で月3万円を狙う場合、以下3つの方法を抑えておきましょう。

  1. デモトレードで練習をする
  2. ファンダメンタルズ分析を実施する
  3. テクニカル分析を実施

①デモトレードで練習をする

株の勝率を上げたい場合、デモトレードアプリを活用した練習がおすすめです。

「自身には短期売買が向いているのか?」をお金をかけずに検証してみましょう。

当サイトでは、無料シミュレーションアプリ「株たす」を推奨
株たす特徴
  • 本物の株価を使用しリアルなデモ体験
  • 日本株、米国株7,000銘柄以上に対応
  • 漫画で株式投資が学べる

日本株はもちろん米国株から投資対象を選択することができます。

株価も本物のデータを活用しているため、本番同様の値動きを体験することが可能。

また、クイックモードが用意されており移動平均線を活用した短期トレードの練習にも最適です。

学生の投資教材としての利用実績もあるため、初めての練習に最適なツールです。

参考: グリーンモンスター株式会社

無料で利用できるアプリのため、月3万円を安定して稼ぐことができるか事前に検証してみましょう。

株たすを無料でダウンロードする

株たす-株式投資のシミュレーションゲーム

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http://long-term-investment.jp/kabutasu/

②ファンダメンタルズ分析を実施する

株で月3万円の利益を上げるにはファンダメンタルズ分析が必要不可欠です。

無料で使える分析ツールを活用して、2009年リーマンショック前後の業績もチェックしてみましょう。

また、2020年コロナショック時のチャートの確認もおすすめです。

いわゆる、「○○ショック」の時は市況全体で不景気に突入するため、「銘柄としてディフェンシブなのか?」の判断に最適と言えます。

マネックス証券が提供する銘柄スカウター

企業の長期業績推移に対応しています。

セグメント別の売上構成比も確認可能。

マネックス証券で銘柄スカウターを活用する

誰でも手柄に企業分析ができる銘柄分析ツールであるため、利用を検討してみましょう。

http://long-term-investment.jp/monex-screen/

③テクニカル分析を実施

短期トレードで収益を上げるのであれば、テクニカル分析も必要不可欠です。

一方、テクニカル分析には賛否があり万能ではありません。

株式投資のプロである機関投資家と個人投資家では「情報量」、「資金量」に大きな差があるためです。

テクニカル分析注意点

個人投資家の多くが買いと判断する場面、機関投資家が大量の資金で売りを仕掛ける

上記のような、個人投資家を狙った売買が行われることも少なくありません。

但し、多くの投資家がテクニカル分析を元に「利確」、「損切り」を行っているため、テクニカル分析のすべてを否定するのは軽率と言えます。

結果として、テクニカル分析の通りチャートが推移する場面もあるため、売買の1つの指標として活用することが大切です。

http://long-term-investment.jp/technical-analysis/

株で月3万円稼ぐにはいくら必要か?【まとめ】

本記事では「株で月3万円を稼ぐ」をテーマに投資手法別の必要資金を解説しました。

株で利益を上げる方法は「売却益」、「配当益」の2種類が存在します。

売却益であれば少ない資金で月3万円を狙うことができる一方、「再現性」、「安定性」に課題があります。

最低でも100万円以上の資金を準備し、デモトレードで事前に検証した上で実施してみましょう。

配当金であればまとまった資金が必要であるも、多くの方に再現性が高く月3万円の収入増を狙うことができます。

自身の性格や資金量から投資手法を判断するのが大切です。

以上、株で月3万円を稼ぐにはいくら必要かまとめでした。

【関連記事】株の投資練習に最適なシミュレーションアプリを解説しています。

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