本記事では「一般人がお金持ちになるには投資しかないのか?」をテーマに4つの例を元に解説します。
新NISA開始に伴い、新たに投資をスタートさせた方は少なくないでしょう。
一方「投資は怖い」、「よく分からない」という理由から投資に対して抵抗感を持っている方も存在。
将来のためにお金を貯めるには「やはり投資しかないのかな・・・」と悩む方は多くいます。
このため、老後資産の確保に向けて投資の必要性について本記事をチェックしてみましょう。
一般人がお金持ちになる4つの方法
一般人がお金持ちを目指す場合、ロバート・キヨサキ氏著書「金持ち父さん、貧乏父さん」で解説されているキャッシュフロークワドラントを参考にするのがおすすめです。
世の中における収入の得方を4つに分類した考え方
- E:会社員(Employee)
- S:個人事業主(Self-employed)
- B:ビジネスオーナー(Business owner)
- I:投資家(Investor)
順番にポイントをチェックしていきましょう。
①会社員として高年収を狙う
まずお金持ちになる方法として頭に浮かべるのは、会社員として年収を上げる方法ではないでしょうか。
労働人口の8割は会社員に属するため、最もポピュラーな方法です。
「一定の給与が貰える」、「社会的信用がある」など、会社員にはメリットが存在。
総合商社、金融などの業種において、高年収が期待できるため労働者としてお金持ちを目指す方は少なくありません。
一方、日本人の平均年収は「458万円」であるため、会社員としてお金持ちを目指せる方は限定的と言えるでしょう。
②個人事業主として収入を得る
個人事業主として、仕事を取り収入を得る方法もあります。
会社員と異なり、個人の裁量で仕事をすることが可能であり、働いた分お金を稼げる点は魅力です。
- 動画編集者
- ゲームクリエイター
- エンジニア
など、現在は場所を選ばず仕事ができる環境にあります。
一方、会社員と異なり安定した収入を得るのは簡単ではなく、高年収を上げ続ける方は限定的と言えるでしょう。
個人事業主も特定の企業と契約している場合が多く、会社員同様に他社への依存は少なからず存在する
③ビジネスオーナーとして経営する
会社を経営するという高いハードルがある一方、従業員が売上と利益を生むため権利収入に区分けされます。
個人事業主と異なり、自身が働けなくなった場合も収益を生むことが出来る点は強みです。
お金を使って他者の時間を買うことができるのは、ビジネスオーナーのメリットと言えるでしょう。
自身で会社を経営し大金を得られる経営者がいる一方、運と実力が必要な世界であるため、一部の方に限られた稼ぎ方と言えます。
④投資家としてお金を働かせる
投資家としての利益を元にお金持ちを目指す方が増加しています。
- 不動産投資(賃貸収入)
- 株式投資(配当収入)
- 太陽光発電(売電収入)
など、投資家として収入を得る方法は様々です。
4%の利回りの高配当株に1億円投資をすれば、税引き前で400万円の配当金を受け取ることが可能
経済的自立(FIRE)と言える状態を、お金持ちと考える方も少なくないでしょう
【結論】一般人がお金持ちになるには投資しかないのか?
「一般人がお金持ちになるには投資しかない」というのは、あまりにも極端は考え方です。
- 労働者として高年収を得る
- 個人ビジネスで成功する
- ビジネスオーナーとして経営者になる
など、人ぞれぞれ相性があるため「投資しかない」という考えは捨てるべきと言えるでしょう。
一方、再現性の点では課題がありすべての方が成功すること困難です。
このため、労働収入を少しずつ投資を通して権利収入に変える動きが大切と言えます。
ロバート・キヨサキ氏の著書「金持ち父さん貧乏父さん」では以下言葉を残しています
中流以下の人間はお金のために働く、金持ちは自分のためにお金を働かせる。
お金のために仕事を頑張り続けるのは「ラットレース」とも強調
自身の労働収入を金融資産に移行させ、お金自身に働いて貰うことが大切です
【厳禁】一発逆転を狙った投資(ギャンブル)NG
投資家を目指すと言っても、一発逆転でお金持ちを目指すギャンブルはおすすめできません。
大切な自身の資産をすべてを失う可能性があるため、以下投資には十分注意をしましょう。
- 暗号通貨
- FX(為替取引)
- 先物取引
- 公営ギャンブル
- 宝くじ
ボラティリティが高くレバレッジを掛けることができる投資商品は、多くの方にとって非推奨と言えます。
また、還元率がマイナスである公営ギャンブル、宝くじもおすすめできません。
一般人がお金持ちにはなるには投資が大切であるも、投資する商品には注意が必要という点は覚えておきましょう。
https://long-term-investment.jp/gambling-disorder/
投資でお金持ちになる3つのおすすめ商品
投資でお金持ちを目指す方に向けて、おすすめの投資商品を解説します。
①株式投資(配当収入)
年3~5%程度の利回りが得られる高配当株に投資を行い配当収入を得ます。
但し、企業業績次第で「減配」、「無配」になる可能性がある点は注意が必要です。
- 米国高配当ETF
- 少額でポートフォリオを分散
- 日経平均高配当株50ETF
など、投資銘柄を分散させることを忘れずに行いましょう。
具体的に高配当ポートフォリオの作り方は以下で解説しています。
http://long-term-investment.jp/high-dividend-stock-portfolio/
②不動産投資
不動産投資も権利収入を作る方法として有効です。
但し、不動産投資は魅力があるも
- 物件の選定が素人には難しい
- 詐欺に合う可能性がある
- 物件を売るのに時間が掛かる(または売れない)
など、優良物件を一般投資家が購入するのは簡単なことではありません。
対策としては、「不動産クラウドファンディング」の活用。
不動産クラウドファンディングとは、インターネット上で出資者を募集し、運営会社が不動産事業を行います。
特徴は以下の通り
- 1万円から投資が可能
- 不動産に関する管理は一切不要
- 優先劣後構造で 投資家を保護
など、都心のマンションやアパートに複数の投資家と一緒に出資をすることができます。
数億を超える都心の物件に手軽に投資をすることは困難であるため、サービスを活用した投資を検討してみるのも有効です。
直近の募集物件も掲載されているので、気になる方はホームページをどうぞ。
(公式)COZUCHI公式サイト
COZUCHIの魅力については以下記事で詳しく解説しています。
http://long-term-investment.jp/cozuchi/
③債券
債券に投資をすることでも分配金を得ることができます。
債券投資は「ミドルリスク・ミドルリターン」という特徴を保有。
このため、安定した収入を得たい方におすすめと言えるでしょう。
但し、国内債券は超低金利の現在投資先としての魅力はありません。
そこでおすすめなのが米国債券ETFである「AGG」、「BND」の活用です。
米国優良債権に分散投資がされており、年2%前後の分配金を受けることができます。
詳しくは以下で特徴を解説しています。
http://long-term-investment.jp/claimsetf-aggbnd/
デモトレードで株式投資を体験してみよう
株式投資と言ってもこれから投資をする方にとっては、未知の世界と言えます。
「怖い」、「難しい」と感じ抵抗感を持つ方もいるため、無料シミュレーションアプリを活用した練習がおすすめです。
- 本物の株価を使用しリアルなデモ体験
- 日本株、米国株7,000銘柄に対応
- 漫画で株式投資が学べる
日本株、米国株7,000以上の銘柄から投資対象を選択することができます。
株価も本物のデータを活用しているため、本番同様の値動きを体験することが可能。
また、クイックモードが用意されており移動平均線を活用した短期トレードの練習にも最適です。
アプリを活用して気になる銘柄を購入してみましょう。
日々の値動きを体験し、どれぐらいの投資資金で始めるべきか?
個別株ではなく投資信託を選択するべきか?
など自身の性格と相性から投資スタイルを決めてみるのが大切です
株たす-株式投資のシミュレーションゲーム
posted withアプリーチ
http://long-term-investment.jp/kabutasu/
一般人がお金持ちになるには投資しかないのか?【まとめ】
本記事では「一般人がお金持ちになるには投資しかないのか?」をテーマに4つの例を元に解説しました。
お金持ちになる方法は、「収入を上げる」、「出費を減らす」が基本です。
稼ぐという点にフォーカスすると以下4点の方法があります。
- E:会社員(Employee)
- S:個人事業主(Self-employed)
- B:ビジネスオーナー(Business owner)
- I:投資家(Investor)
それぞれメリット、デメリットがあり自身の性格や考え方に沿って対応するのが良いでしょう。
本記事で伝えたかった点は、資金の一部を投資に回し「お金を働かせる」、「投資家側へ移行する」大切さです。
一方、短期間でお金を稼ぐギャンブルを行うのは全く推奨されず、新NISA、不動産、債券など歴史的に実績のある投資商品を活用するようにしましょう。
以上、「一般人がお金持ちになるには投資しかないのか?」まとめでした。
【関連記事】月1万円の配当金を貰うにはいくら必要かを解説しています。
https://long-term-investment.jp/dividend-10000yen/
【関連記事】高配当株の買い時について解説しています。
https://long-term-investment.jp/high-dividend-kaidoki/
【関連記事】インデックス投資に毎月10万円入れた場合の期待リターンを解説しています。
https://long-term-investment.jp/index-100000yen/